FOLIO ERM: 電子リソース管理のための オールインワンソリューション

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FOLIO ERM は所蔵管理の在り方を変革し、図書館をより良いものにするための、統合型、かつオープンソースのソリューションです。FOLIO ERM が一体どのようなもので、どのように皆様のお役に立つのかご紹介するため、主にアジア圏の国々を担当する社内のエキスパートに行ったインタビューをご覧ください。

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FOLIO ERM: 電子リソース管理のための オールインワンソリューション

Ref Link: https://www-ebsco-com.ezproxyberklee.flo.org/ja-jp/resources/folio-erm-dianzirisosuguanlinotameno-oruinwansoriyushiyon

FOLIO の名称は "The Future of Libraries Is Open" の頭文字を取ったもので、

Open Library Foundation により2016年に設立されました。

FOLIO は革新的なオープンソース LSP の実現という最終目標に向け

図書館職員の皆様が力を合わせ、

図書館に比重を置いたコミュニティの創出を促すことを

基本目標として掲げています。

ERM の利用を始めた図書館からは、

所蔵している電子リソースのライフサイクルの管理効率が向上し、

FOLIO ERM によって各種プロセスが自動化されたため、

図書館職員に対する負担が

軽減されたと報告を受けています。

なぜ一部の図書館では FOLIO の電子リソース管理 (ERM) システムだけが必要なのでしょうか?

なぜなら、一部の図書館では、包括的な LSP

一気に実装することが難しい場合があるからです。

従って彼らの目標は、既存の電子リソースの統合を強化するよう努めつつも、

現在利用しているオートメーションシステムとの互換性を

維持することである可能性があります。

これは、予算や人員が限られている図書館が

(システムの)過渡期に調整を行う上では適切な戦略です。

その後、年月が経ってシステムが成熟すれば、

FOLIO ERM から、簡単にフル FOLIO に移行できます。

FOLIO ERM を導入頂く場合、作業完了までは通常、

弊社が定める標準で12週間を必要とします。

しかし韓国の場合は、お客様から頂いた個別の要望を満たすための

ローカライズとカスタマイズを同時に行ったため、追加の日数を頂戴しました。

FOLIO ERM は、図書館員向けにデザインされたソリューションです。

韓国の図書館は通常、利用者のためのソリューションに予算を費やすので、

韓国のお客様に導入を決定して頂くのは困難でした。

そのため私たちは、FOLIO ERM のデータと API を利用者サービスインターフェイスで使用できるようにすることで、FOLIO ERM の有用性を高めました。

例えば "契約" アプリの情報を利用して、データベース検索や推奨機能を提供する API  を実装したり、

更に "ライセンス" アプリの情報を使って、転換契約での論文提出に関するサポート情報を利用者サービスインターフェイスに表示できるようにしました。

FOLIO に代表されるサービスプラットフォームと、初期の図書館オートメーションシステムとの基本的な違いは次の通りです:

初期の図書館オートメーションシステムは主に紙媒体の書籍を中心に考えられていました。

しかし、ここ 2~30 年の間に、図書館では電子リソースの所蔵が急増し、

結果、旧いアーキテクチャでは、もはや読者の要求を満たすことはできなくなりました。

2016 年に提供を開始し、最新の進歩を体現した FOLIO は、

物理リソースと電子リソースの統合を調和させ、

最終的に読者のエクスペリエンスを向上させる、

オープンで適応性と拡張性に優れた唯一のサービス プラットフォームです。

これが、最も顕著な違いだと考えます。

FOLIO はオープンソース ソフトウェアで、その中核コンポーネントの大部分は無料で利用でき、

十分な人材とインフラを備えた図書館であれば、ご自身で導入および保守を行うことも可能です。

しかし、殆どの図書館は人手と財源に制約があります。

そのため、EBSCO だけではなく、現地企業も含め、より良い持続可能なサービスを提供できる

サードパーティのサービスを利用したいと考える場合も多くあります。

従って、ソフトウェア自体はオープンソースで無料ですが、

特定のニーズを満たすための導入、メンテナンス、各国に合わせたカスタマイズには、費用が発生するとお考え下さい。

EBSCO には認定 AWS エンジニアを含めた

オペレーションチームがあり、

デプロイメント、リリースの手順をテストするほか、

修正、パッチ、アップグレードの適用を行います。

その上で EBSCO では

図書館ベンダーの中で最も多くの司書資格保持者を雇用しています。

結果として、

弊社では、お客様の問題に、迅速に対応することができるのです。

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